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味わい深い、謎の日本語が登場する外国語の歌を聴いてみるプレイリスト

外国で使われている、ちょっと変な日本語を見るのは楽しい。

お菓子のパッケージや、街角の看板広告、タトゥーやTシャツなど、あちらこちらに出現するヘンテコな日本語に、日本人だと思いつかないクリエイティブや、アイデアを垣間見れて何故だか興奮してしまうのだ。

音楽の世界でも、結構多くの曲で、日本語が取り入れられてきたようだ。調べていくと、面白い音楽がどんどん出てきて、聴くのをやめられない。

といことで、今週はその中でも、味わい深い、謎の日本語のモノローグが入っていたり、斬新な日本語のチョイスをしている曲にフォーカスしたプレイリストを作ってみました。ヘンテコで味わい深い、謎日本語の音楽の世界を楽しんでいきましょう。

▶︎今週のプレイリスト

🍎 Apple Musicプレイリストへのリンクはこちら、または本ページ最下部にあります。

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01.
MY CHEMICAL ROMANCE  
"Party Poison"

みんな!車は満タンだし、
スーツケースには爆弾詰めている。
人生は短くて、行く道は危険が多い。
だから、踊ろう!

この歌は、唐突な日本語のモノローグで始まる。言っていることが絶妙に支離滅裂で「ファッ????」となるのだけれど、堂々と言い切ってしまっているせいか、気の弱い日本人は「OK!」と言って、踊ってしまいそう。終始、踊ることを促してくる一曲である。


02.
alt-J
"Hit Me Like That Snare"

ねぇ、さっきのスネアみたいに〇〇〇してほしい? 

架空のラブホテルをイメージして作られたというこの曲。女王様的な人物の発言が正確に聞き取れなくて気になっている。きつくして欲しい? 激しくして欲しい? 気持ち良くして欲しい? (なお、歌詞には aterusi hoshi?と書かれている)


03.
 BENNY SINGS feat. Faberyayo
 "Nakameguro"

中目黒〜 中目黒〜 中目黒〜   中目黒〜    中目黒〜

「中目黒」と言う地名を、お洒落なトラックに乗せて連呼する一曲。LDHの本拠地となってしまった中目黒ではなく、Corneliusが代表選手だった頃の中目黒のことを歌っているのだろうか。


04.
 Seu Jorge
"Japonesa"

焼きそば 焼きそば
(鉄火巻)
焼きそば 焼きそば
焼きそば 焼きそば
(鉄火巻)
焼きそば 醤油

日本人女性に恋をした男の心情を歌ったブラジルの曲。全体的に日本語が散りばめられた曲なのであるが、圧巻は「焼きそば、焼きそば」と繰り返す2:45以降のサビ。歌が頭にこびりついて離れないどころか、気がついたら、焼きそばを買いに走り出しているかもしれません。


05.
 DAVID BOWIE   
" It's No Game, Pt. 1"

俺、現実から締め出され
何が起こっているかわからない
どこに教訓はあるか人々は指を折られている
こんな独裁者に卑しめられるのは哀しい

怒ったサザエさんのような、あるいは、北朝鮮の国営放送のアナウンサーのような真面目な雰囲気の女性が、シリアスな口調で私たちを諭しますが、なんだか様子がおかしいのです。


06.
Missy Elliott
"Get Ur Freak On"

これから めちゃくちゃ踊って
騒ごう 騒ごう

驚くほど棒読みな男性の日本語のセリフが、逆にスタイリッシュでクールな表現にもなり得ることを教えてくれたこの曲。日本語引用の曲としては歴史に残る作品のひとつなのではと思う。


07.
Gorillaz
"Left Hand Suzuki Method"

家庭で学習用のレコードを毎日聴かせて
音楽的センスを育てる

Suzuki methodとは、スズキ・メソードとも呼ばれ「音楽を通じて心豊かな人間を育てることを目的とする教育法の一つ」とのこと。母語が育つときと同じように、生活の中に良い音楽が溢れる環境をつくることが大事らしく、そのメソッドの音読がサンプリングされているようだ。細かいことは良くわからないが、何故かめちゃくちゃかっこいい。


08.
Blur
"Yuko and Hiro"

我々は 会社で働いている
いつも 彼らが守ってくれる
一緒に働く 未来のために

ユウコさんとヒロさんと一緒に働いていることに感謝する思いが蕩々と綴られる歌である。英語パートも日本語とほぼ同じ意味のことが歌われている。


09.
Freddie Mercury
La Japonaise (New Orchestrated Version)

素晴らしい朝が明ける
夜明けが呼びかける
心の泉が湧き出る 夢のよう

Queenのヴォーカル・フレディ・マーキュリーが英語と日本語で歌い上げるこの曲。すごく流暢な日本語でありつつ、端々に現れる英語の訛りが、この曲のスペシャルな魅力の一つなのではと思う。


10.
KRAFTWERK
"Dentaku"

コノボタン  オセバ  オンガク カナデル

みんな大好きクラフトワーク。日本語の入った洋楽といえば、必ずピックアップされているのが、この曲だ。日本語版以外に、ドイツ語版、英語版、フランス語版と、4つのバージョンが公式にリリースされている。


11.
Yamasuki
"Anata Bakana"

アナタ バカな 〜  ジャミナ〜 ジャミナ〜 エラコ〜

妄想上の日本の音楽をテーマに作られたアルバムの中の一枚。日本語に聞こえる部分もありつつ、基本的には何語でも無い架空の言葉が使われている。


12.
Styx
"Mr.Roboto"

ドモ アリガット ミスタ ロボット

こちらも日本語を使った洋楽として名高い一曲。象徴的なイントロもかっこいいが、中盤3分過ぎ〜の「ドモ アリガット ミスタ ロボット」をリピートするパートもグッとくるものがある。なんでだろう。

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TRACK SOUPは毎週木曜日ごとに、ひとつのテーマで、音楽をセレクト。いろいろな種類の音楽をお届けします。

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世界中のさまざまな楽曲を食材にし、美味しいスープ(PLAYLIST)を作ります。混ぜ方しだいで、甘酸っぱくも、激辛スパイシーにも、クリーミーマイルドにも!いろんな味に出会えるPLAYLISTの世界へお連れします!